社会福祉法人飛騨慈光会のホームページ

１．はじめに

　児童養護施設夕陽ヶ丘では、様々な家庭の事情により現在４歳～19歳までの子ども達28名が暮らしています。施設であっても、一人ひとりに合った、できる限り家庭的な環境を提供できるよう努めていますが、たくさんの子ども達が限られた職員と生活することは一般家庭とすべて同じという訳にはいきません。

　ホームステイを通して里親さんと出会い、家庭生活を体験することは子ども達の自立に向けた大切な経験となります。ぜひ多くの子ども達にこうした機会が与えられることを願っています。

 

２．「サマーホームステイ」とは

　岐阜県では40年以上にわたって夏休み中の2泊3日、児童養護施設の入所児童を家庭に迎えて生活体験させていただく「三日里親事業」が実施されてきました。その後「ホームステイ事業」（ボランティア里親）と名称変更されましたが、残念ながら令和2年度をもってこの事業は中止となりました。

その後はショート里親事業として不定期で入所児童の家庭生活体験をさせていただいていますが、今年度、改めて夏休みの家庭生活体験を「サマーホームステイ」として位置づけ、この事業の利用促進を図りたいと考えています。また、広報誌を通した受け入れ家庭の公募により、新たなショート里親のリクルートにも繋げていきたいと思います。

※この事業は「岐阜県ショート里親事業」の一環として実施するものです

 

３．「サマーホームステイ」の実施概要（案）

①実施期間　

令和5年 小学校・中学校・高等学校 夏休み期間のうち2泊3日程度　※期間については相談可

 

②参加条件

飛騨地域に居住しており、夕陽ヶ丘入所児童の受け入れが可能な世帯

　（心身ともに健康であること、入所児童の理解、家族の同意などの諸条件あり）

 

③申込方法　

下記の申し込み票にご記入の上、メール、またはFAXにて夕陽ヶ丘までご連絡ください。

内容確認後、夕陽ヶ丘担当者よりご連絡させていただきます。

【申し込み締め切り　6月末日】

 

④子どもとのマッチング

ホームステイを希望する児童と、申し込みをしていただいたショート里親さんとの諸条件を勘案して委託先を決定します。その後、事前に委託児童と面会をしていただきホームステイ当日を迎えていただきます。