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お知らせ

オフィシャルリリース

高山山ゆり園風水害避難想定訓練を実施しました
2025-10-06
注目重要
 飛騨慈光会は日本福祉大学の提携社会福祉法人として、災害時の連携・支援体制を構築しております。
 今年度災害支援部会研修において「BCP(事業継続計画)の見直しとBCM(事業継続マネジメント)の実践」というテーマで、佛教大学の後藤至功先生と日本福祉大学の新美綾子先生によるコンサルテーションを受けながら見直しと実践に取り組んでいます。その一環として、9月9日(火)、高山山ゆり園の風水害を予想した避難想定訓練を実施しました。前日から雨が続いている想定で、高山山ゆり園と法人と情報共有や準備を行い、当日宮川が避難判断水位に達し、本部からの指示を受けて山田町の山ゆり福祉会館に避難開始しました。
車いすのご利用者もおられるため、他施設より車いす用の業務用車両も借用しました。
山ゆり福祉会館では避難者を受け入れる体制を整え、簡易ベッドやパーテーション、マットレス、簡易更衣室等を設置し、迎え入れたご利用者の対応にあたりました。
 訓練では、高山山ゆり園職員による避難誘導の声掛け、誘導、連携が行き届いており、ご利用者もパニックになることなく、職員の誘導に合わせてスムーズに動かれており、日頃の信頼関係の築きの上に今回のスムーズな訓練が成り立っていることを感じました。講師の方々からも評価のお言葉をいただきました。
 今回の訓練には高山市福祉課・危機管理課、飛騨県事務所福祉課の方々が視察においでくださいました。
全国各地で豪雨災害が起こっている昨今、法人の連携と協力の中で水害想定避難訓練を実施できたことはとても意義あるものとなりました。11月には今回の訓練も踏まえ、見直ししたBCPや取り組みについての実践報告を予定しています。その際にはブラッシュアップしたBCPの報告ができるよう、準備を進めていきたいと思います。
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